公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
ファーブル伊藤の生き物日記「タッチングコーナーのカブトムシ」
今年1月に園内の腐葉土の中から採集したカブトムシの幼虫たちですが、7~8月にかけてたくさん羽化してきました。幼虫時代のえさとなる昆虫マットを栄養価の高いものをたくさん与えられたおかげで、すべて大きい成虫になっています。
これらのカブトムシたちは昆虫館のタッチングコーナーで触れ合うことができます。タッチングコーナーは13時~15時までになっています。時々タッチングコーナーの網の外側にカブトムシやクワガタムシが付いていることがあります。これはタッチングコーナーのカブトムシのえさのバナナの匂いで誘われた野生の虫たちです。私が見つけた時は血液更新のためにタッチングコーナーに入ってもらいます。タッチングコーナーの住人はほとんどがオスです。メスは産卵のために産卵用の大型水槽に移動しているからです。すでに小さな幼虫も生まれており、来年のタッチングコーナーのために今から準備が進んでいます。
「世界のカブト・クワガタ展」も後10日あまりとなりました。オスたちはそれまで元気に活躍して欲しいです。
新着エントリー