学習旅行のご案内

長崎バイオパークでは、約200種2,000点もの動物が飼育されています。当園での展示方法の最も魅力的な点は、従来の動物園とは大きく異なる「生態展示方式」を採用しているということです。

一方、うっそうと茂る園内の森や林、池の至る所では、もともとこの地域に生息するあらゆる種類の野生の小動物たち（爬虫類、両生類、魚類、昆虫など）も、自然そのままの生態系を形造っています。

園内の各所では、動物たちが自由に行動している姿を見ることができます。順路を進むに従って、色々な種類の動物たちとのコミュニケーションの輪が広がって行きます。
バイオパークでは、シバヤギや水鳥、キツネザル、フラミンゴ、カピバラ、カンガルー、リスザルといった動物のほか、日曜祝日には大型草食獣へのエサやり体験も行っています。このような体験は、日常の生活では味わうことの出来ない、喜びと感動を与えてくれる事でしょう。

1,200平方メートルの広大なフラワードームでは、洋ランをはじめとする熱帯植物や珍しいフルーツ類など、感動を呼ぶ花の演出を行っています。また、熱帯の蝶と植物が共存し、ランタナやブーゲンビリアなどの花の蜜を吸う様子もご覧いただけます。

ライブドームの「ライブ」は、生きる、暮らす、生活する、という意味を持っています。ライブドームの中央には、高低差6メートルの崖に見立てたケープハイラックスの展示場が配置されていて、もっさりとした風貌からは想像出来ないほど敏捷で躍動感あふれる彼らの暮らしぶりを見ることが出来るでしょう。

時期によって様々な特別展を開催しており、世界の珍しい昆虫標本（約200種1,200点）と四季折々の生きた昆虫を観察することができます。標本の昆虫では、世界最大のカブトムシやクワガタムシ、世界最大と最小のチョウ、生きた昆虫では、夏や秋の昆虫をはじめ、水生昆虫などもご覧いただけます。また、年間を通して外国産のカブトムシとクワガタムシの生きた姿をご覧いただいております。